Xbox360 久々の5桁販売
2008年08月14日
Xbox360用ソフト、テイルズオブヴェスペリアの販売見込み本数は強気の12万本、とこの前書いてしまいましたが、蓋を開けてみれば、同梱版を含めて約10万本の売上を達成しました。12万本を既に出荷していたとしても消化率は8割を大幅に超える好スタートです。
その一方、本体の売上も同梱版を含めて2.4万台を売り上げ、据え置き機ではPS3を抜かして久々の2位を獲得しました。しかも、それでも本体が品薄に陥っており、もっと潤沢にあれば3万台突破も十分あり得たでしょう。
もし、お盆明けまでに品薄が解消されないようであれば、機会損失の拡大は防ぐことは出来ず、Xbox360の本体普及をマイクロソフト自らが阻害していることとなり、自分で自分の首を絞めて何が面白いのか、という感じがします。折角バンダイナムコがテイルズシリーズをXbox360で新作を展開することにより、ファンの一部をXbox360に流して貰っているのに、本体を十分に用意できないなんて、あまりにももったいないことです。
個人的にはXbox360はゲーム機を純粋に進化させた良いゲーム機だと思っています。但し、マイクロソフトは好きではありませんが。ですが、これから年末にかけてRPGが一番充実するにもかかわらず、本体の信頼性とDVD駆動音、そしてイメージ戦略の下手さを解消しなければ、瞬間風速的に売上が伸びても根本的にPS3を追撃するのは難しいでしょう。
テイルズオブヴェスペリア 特需と機会損失
2008年08月05日
明後日8月7日はXbox360用ソフト、テイルズオブヴェスペリアが発売されます。バンダイナムコの販売目標はXbox360としては強気の12万本を想定し、その大半を(初動型タイトルのため)発売日に投入すると思われます。
さて、この12万本というのは、Xbox360用ソフトとして一番売れたブルードラゴンに肉薄する本数です。その頃よりも本体は倍程普及しているので十分狙える本数ではありますが、ブルードラゴンはキラータイトルとしてXbox360ユーザーから注目されていました。しかし、テイルズオブヴェスペリアはXbox360ユーザーというよりも、テイルズファンからの指名買いの傾向が強いと思われます。ですので、新たに本体普及を促進するタイトルではありますが、そのままXbox360ユーザーとはならずに、テイルズオブヴェスペリア専用ハードになりかねません。二つ目・三つ目のソフト購入にどう結びつけるのか、マイクロソフトのお手並みを拝見したいところです。
が、ここへきてXbox360の最大のピンチが訪れました。なんと、市場にXbox360の本体が品薄となってしまっているのです。一応テイルズの同梱版も用意していますが、その数は7000台と言われており、もし12万本売れると見込んでいるのなら、到底足りない台数です。そういえば昨年のバリューパック発売時も需要に応えることが出来ずに大きなチャンスを逃してしまいました。
Xbox360はハードの信頼性や洋ゲー傾斜で日本では売れないと言われていますが、普及を加速させる場面で自らブレーキを踏んで普及を阻害しているところにも販売不振の原因がありそうですね。
Xbox360インストール機能搭載
2008年07月23日
Xbox360の本体はHDDが標準装備していないこともあり、今まではディスクメディア(DVD)から常に読み込む必要がありました。その為、ローディングの待ち時間が発生したり、高速回転する駆動音が騒音となり、静かな環境(例えば真夜中など)でのプレイが憚られていました。
それに対し、このほどインストール機能が搭載されることが発表されました。しかも、今後発売されるソフトだけではなく、過去に発売されたソフトも対象となっています。これにより、Xbox360のPS3に対する欠点が少し解消されたことになるでしょう。
しかし、そうなると新たな問題も発生してしまいます。通常版ではハードディスクの容量が20GBしかなく、ダウンロードコンテンツを購入していると複数のソフトをインストールする余裕がない可能性が高いでしょう。最初からエリートを購入していない場合は別途ハードディスクを購入しなければならず、その価格も2万円と高価なので、購入には躊躇することになるでしょう。
折角ユーザーが希望していた機能が追加されるのですが、果たしてどれほどのユーザーがこの便利さを享受することができるでしょうか?
FF13 Xbox360で発売
2008年07月15日
プレイステーション3から発売が予定されていますファイナルファンタジー13がXbox360でも発売されることが決定しました。但し、現状は海外のみで、日本での発売は未定となっています。
先月に書いたことが概ね正しかったのでホッとしています。
因みにFF13は日本版が先に発売され、少しの間をおいてPS3版とXbox360版が同時に発売される予定です。但し、アメリカと欧州は同時発売ではありません。
また、PS3版をXbox360版に移植する作業を軽減するツール(クリスタルツール)も実用レベルに達したことも、今回の発表に漕ぎ着けた要因の1つでしょう。なぜならスクウェア・エニックスとしては海外のPS3版とXbox360版の発売日と日本のPS3版の発売日を開けてしまうと、ネタバレなどにより購入意欲が削がれてしまうので、それは避けたいはずなのです。ですので、Xbox360版の開発のメドがつくまでは日本でのPS3版の発売はないと考えられます。
そうなってくると、日本でのXbox360版FF13の発売はどうなのか?という疑問が残りますが、現状は未定ということになっています。これはFF13がPS3独占という契約の下でSCEから何かしらの援助を受ける契約を交わしているからです。ただ、全く可能性がないわけではなく、例えばPS3版のFF13の販売が落ち着いてた頃に(インターナショナル版での)Xbox360版の発表、ということもあり得ます。
さて、後は未だ全く見えない発売日ですがXbox360が加わったことで、市場(ソフトを売る土台)が普及台数ベースで3倍近くに広がりました。それにより見込み販売本数も増えて採算を見込めると踏んだなら、思ったよりも早く発売される可能性もあるでしょう。
スターオーシャン4 Xbox360で発売
2008年06月11日
マイクロソフトは新作発表会「Xbox360 RPG Premiere 2008」を行いました。そこではブルードラゴンやロストオデッセイに続くRPGソフトとして、計6タイトルが発表されました。その中で特に目を惹いたのは、この発表会で初お目見えのスクウェア・エニックスから発売されるスターオーシャン4です。このゲームはてっきりPS3で発売されるものとばかり思っていたのでかなり衝撃を受けました。
スクエニは少し前のロイター・テクノロジー・サミットで、売上に於ける海外比率を現状の5割から3年後には8割に引き上げたいとの考えを示したばかりです。つまり、海外でもRPGを売る為にはPS3よりもXbox360の方が最適なプラットホームだと判断したのだと推測できます。実際、スターオーシャン4もかなり海外を意識したデザインとなっています。
一方、マルチの予定のラストレムナントもXbox360で先行販売されます。この辺りからもXbox360重視・世界市場重視の姿勢が伺えます。
この時期にこのような大々的な発表会を行ったのも、明日発売されるメタルギアソリッド4を意識してのことだと思います。日本ではまだ60万台程度しか普及していませんが、ソフトは更に充実していますので、PS3を購入予定の方もこれを機にXbox360を選択肢に入れてみては如何でしょうか?
アイドルマスターL4U
2008年02月29日
Xbox360で思いの外ブレイクし、ダウンロード販売では3億円超の売上を叩き出したアイドルマスターの続編、アイドルマスターライブフォーユー!が発売されました。
前作のファンディスクという感じのポジションですので、前作ほどのヒットは厳しいと思います。更にダウンロードコンテンツが引き継げないことはいくらなんでもぼったくり過ぎているのではないでしょうか。確かに、今作ではデフォルトで数多くの衣装が標準装備していますが全て、ってわけではなさそうですし。(公式発表では「システムが複雑化したため、データの引継ぎが出来なくなった」ということです。)
ゲーム中に作成できたプロモーションビデオをXboxLIVE経由でアップすることにより他のユーザーに見せることも可能となっています。これにより、たとえ自分では上手に出来なかったとしても、バリエーション豊かなムービーを視聴する楽しみを味わうことが出来ます。
ところで、限定アニメDVD同梱版には84ページにも及ぶ豪華冊子のほか、オリジナルアニメ等が収録されているDVDが同梱されます。このアニメは個人的にも是非見てみたいものです。ただ、思っていたよりも不評のようですが。
2007年の総評 Xbox360
2008年01月31日
日本ではPS3以上に苦戦続きのXbox360ですが、海外では絶好調です。ハードの売上ではWiiに競り負けている感じですが、ソフトの販売は1年のアドバンテージを存分に生かしてトップに君臨しています。
日本では昨年は過去最高の25万台を売ったものの、累計では55万台と厳しい数字に留まっています。ソフトもそのハードのシェアに引きずられて低調になっています。洋ゲーならまだローカライズの手間がかかるだけなので何とかなるでしょうが、ブルードラゴンやアイドルマスターのような純日本製のゲームはどうやって開発費を回収しているのでしょうか?日本アニメやオタク文化が海外でも認知され始めているので、いっそうのこと海外でも売ってみたらいいと思うんですが、どうでしょうか?意外と売れるかも知れませんよ。
日本ではどうも先代のXboxの傷ディスク問題からネガティブなイメージがつきまとっています。それをどう払拭し、2008年こそせめて累計台数を100万台に乗せるくらいは売って欲しいですね。
Xbox360バリューパックで大幅値下げ
2007年10月23日
日本では低空飛行を続けています、Xbox360ですが、発売から丸2年を迎えるにあたり、11月1日に本体の大幅値下げを行う発表をしました。ハードディスクが付随していないコアシステムの方は2000円の値下げに留まっていますが、今回注目している20GBのハードディスクが付いているバリューパックの方を紹介したいと思います。
バリューパックは通常版に比べ5000円値下げの34800円に価格改定しただけでなく、ソフトが2本(ForzaMotorsport2とあつまれ!ピニャータ)も付くというおまけ付きです。この2本のソフトにどれだけの価値があるのかは評価の分かれるところですが、マイクロソフトから発売している中ではなかなか面白い組合せだと思います。
HDゲーム機として比較対象とされるプレイステーション3に付随しているケーブルはコンポジットのみですので、仮に大枚をはたいてハイビジョンテレビを購入してもD端子ケーブルを買うために更なる出費を強いてしまいます。一方のXbox360はD端子ケーブルとコンポジットケーブルが同梱されていますので、殆どのテレビで対応可能です。まぁ、逆に言えばケーブルを選べるようにしてその分更に値下げを、という意見も出てきそうですが。
バリューパックが発売される同日、新たにプラチナコレクションに9タイトルもラインナップに加わります。プラチナコレクションは基本的に定価2940円となっているため、財布にも優しくなっています。
さて、11月1日といえば、スーパーマリオギャラクシーの発売日にぶつけているとしか思えませんが、伏兵だったXbox360が年末商戦の台風の目となるのか、それとも唯一値下げに関しては沈黙を守っているWiiが独走するのか、ハード戦争はまだまだ熾烈を極めそうです。